たまには読書

ブックオフでゲットした梅宮辰夫:著の『不良役者』(双葉社:2919年12月22日発行)を読了。

「役者っていうのは映画あっての存在。作品が残っている限り、そこに映っている役者の命は永遠。俺がこの世とおさらばしたら、供養だと思って、往年の俺の映画をみてくれよ」が、梅宮辰夫の最期のメッセージ。でもって、数多くの映画に出演している梅宮辰夫が自分の代表作としてあげているのが、『不良番長』や『仁義なき戦い』などではなく、『花札渡世』ね。私の未見の作品で、映像ソフトで発売されておらず、放送される機会があれば観賞したいです。

テレビ出演するようになって、自分から出たいと思った番組は『くいしん坊!万才』とのこと。映画共演で一緒になった渡辺文雄(『くいしん坊!万才』の初代レポーター)が、日本全国いろんな所へ行って、あれを食べたとか、これが美味かったと話すのを聞いて、食道楽の辰っちゃんは渡辺文雄が羨ましくなったんですね。念願かなって6代目のレポーターになったのですが、食べる料理必ずしもおいしいわけでなく、嘘が言えずに「うちのおふくろが食べたら、美味いというだろうね」などと言って誤魔化したそうです。最近は食べ物番組がやたらと増え、皆おいしいと言っていますが、本当かなァ。

昭和のスターにはオーラがあったと語っていますが、同感で~す。