本格SFだったので

録画していた『テラフォーム 侵略』(2021年/エディ・アーリア)を観る。地球外生命体による地球侵略を描くSFサスペンスです。

米国の田舎町に隕石が落下し、有毒ガスにより町は壊滅。調査隊に参加した地球外生物学者のローレン(ニコール・シャルモ)は、落下現場で赤い植物の芽を発見。そんな中、落下地点の近くで死亡した住民49人が蘇生します。脈も意識もなく言葉を発するわけでもなく、確かに生きている彼らの意味するものは……

1908年のツングースカ大爆発や2013年のチェリャビンスク隕石落下事故、それにロズウェル事件や米軍基地エリア55にまつわる都市伝説を絡めて展開。狙いは面白いのですが、主人公に魅力がなく、演出もモタモタしていて退屈。冒頭シーンだけがよく、あとは緊迫感がまるでありませ~ん。