歴史劇ではないが

録画していた『キングダム2 遥かなる大地へ』(2022年/監督:佐藤信介)を観る。原泰久の人気マンガを実写化した『キングダム』の続編。

前作で信(山崎賢人)と仲間たちの活躍で王座を取り戻した若き秦王・政(吉沢亮)でしたが、呉慶(小沢征悦)率いる魏軍が国境を越えて侵攻。麃公(豊川悦司)が迎えうつことになり、信も秦軍に加わります。兵として実績のない信は、頼りない伍長・澤圭(濱津隆之)の下、同郷の尾平(岡山天音)・尾到(三浦貴大)の兄弟、姉の仇を捜しているシユウの羌瘣(清野菜名)と組んで蛇甘平原の戦いに臨みますが……

殆ど全編が合戦場面というアクション巨編。集団と集団がぶつかるような合戦シーンは殆どなく、信と羌瘣を中心としたチャンバラアクションね。それも刀で斬りあうというより、飛んだり跳ねたりの現代風チャンバラ。登場人物の迫力はアニメの方がありますが、実写版もそれなりに楽しめました。

信は戦功により百人隊長になり、留守番していた河了貂(橋本環奈)は軍師になることを決意。次作は趙軍との“馬陽の戦い”らしく、王騎(大沢たかお)が死ぬことになりそうで~す。