昨日に続き

西部劇パーフェクトコレクションの『スザンナと先住民』と『ゴーストライダー』を観る。

『スザンナと先住民』(1939年/監督:ウィリアム・M・ザイター)は、天才子役のシャーリー・テンプルが愛くるしい行動によりインディアンとの戦いを防ぐ物語。

北西騎馬警官隊のモンティ(ランドルフ・スコット)は、インディアンに襲撃された幌馬車で生き残っていた少女スザンナ(シャーリー・テンプル)を救います。ブラックフット族の酋長ビッグ・イーグル(モーリス・モスコビッチ)は犯人を見つけることを警官隊司令官に約束。スザンナは人質として砦に残ったビッグ・イーグルの息子と仲良くなります。犯人のウルフベルト(ビクター・ジョリー)が酋長を騙してカナダ太平洋鉄道を襲撃したことから……

シャーリー・テンプルが、恋する司令官の娘(マーガレット・ロックウッド)からダンスパーティーに誘われたランドルフ・スコットに踊りを教えたり、酋長の息子から乗馬を習ったりと、微笑ましいシーンがイッパイ。だけど、それだけの作品で~す。

 

ゴーストライダー』(1943年/監督:ウォレス・フォックス)は、ジョニー・マック・ブラウン主演のB西部劇。

暴力でデッドクリークの町を支配するエドワーズ(ハリー・ウッズ)は、屠殺場を手に入れるために所有者のマクナリーを殺します。盗んだ牛の隠し場所にしようとしていたのね。謎の男マッケンジー(ジョニー・マック・ブラウン)が死体を発見し、エドワーズの悪事を知ります。デッドクリークの町にホプキンス保安官(レイモンド・ハットン)が着任。マクナリーの息子ジョー(トム・サイデル)は、ホプキンスに協力。マッケンジーは屠殺場の売買契約を偽装し、エドワーズに近づきますが……

マッケンジーはゴーストと呼ばれる謎の正義の味方で、ホプキンス保安官と一緒に悪党退治をしていくB西部劇シリーズのようです。主人公はあまり活躍せず、粗雑な展開で、何でゴーストと呼ばれているのかサッパリわかりませ~ん。