日本が舞台なので

録画していた『ブレット・トレイン』(2022年/監督:デヴィッド・リーチ)を観る。新幹線の中で繰り広げるコミカル・アクション映画。

殺し屋レディバグ(ブラッド・ピット)は、病気で引き受けることができなくなったカーバーに代わって、新幹線の中でブリーフケースを回収するという仕事を引き受けます。ブリーフケースを見張っているのは犯罪組織の大ボス・白い死神(マイケル・シャノン)の息子サン(ローガン・ラーマン)を護衛しているミカン(アーロン・テイラー・ジョンソン)とレモン(ブライアン・タイリー・ヘンリー)という二人の殺し屋。ブリーフケースの中身はサンの身代金だった1千万ドル。息子をビルから突き落とした犯人プリンス(ジョーイ・キング)を殺すために殺し屋の木村(アンドリュー小路)も乗車。しかし、入院中の息子を人質にとられ、ブリーフケースを狙うプリンスに協力する事になります。レディバグはブリーフケースを盗むことに成功しますが、ミカンとレモンがレディバグを追っている隙にホーネット(ザジー・ビーツ)がサンを殺害。ホーネットの殺しの報酬がブリーフケースで……

原作は伊坂幸太郎の小説ですが、日本ロケは行われておらず、全てセット撮影。背景はCG合成映像ね。海外の観客が考える日本を想定して製作しているので、変な新幹線であり、変な日本なのであります。そんなことを気にしなければ、楽しめる作品。

途中から乗車してくる木村の父親役の真田広之が存在感あります。ラストも宿敵である白い死神との対決だしね。レディバグの仕事の仲介役でサンドラ・ブロック、車掌役でマシ・オカ、乗客役でチャニング・テイタムがカメオ的出演をしていま~す。