これで最後

西部劇パーフェクトコレクションに収録されている『ペコスの銃弾』と『追撃三人組』を観る。

『ペコスの銃弾』(1948年/監督:レイ・ナザロ)は、チャールズ・スターレット主演の“デュランゴ・キッド”シリーズの一編。

親友のスマイリー・バーネット(本人)が保安官をしている町にやってきたスティーブ(チャールズ・スターレット)は悪徳市長が町を支配していることを知ります。市長はインディアンに武器を提供して騒動を起こし、住民を立ち退かせて土地の独占を計画。スティーブは正体不明のデュランゴ・キッドに変身して市長の悪事の証拠をつかもうとしますが……

スマイリー・バーネットが子供の歓ぶような笑いを提供し、毎度お馴染みの物語展開で如何ってことのないB西部劇。

『追撃三人組』(1936年/監督:ハワード・ブレザートン)は、ウィリアム・ボイド主演の“ホパロング・キャシディ”シリーズの一編。

バー20牧場のキャシディ(ウイリアム・ボイド)は、保安官を抱き込んで悪事を働いている酒場経営者のケイン(オンズロー・スティーブンス)と対立。仲間のウィンディ(ジョージ・ギャビー・ヘイズ)やジョニー(ジェームズ・エリソン)と牛泥棒の証拠をつかんだキャシディはケインの酒場を急襲しますが……

品行方正な主人公に、熱血な若者、コメディリリーフの老人という定番キャラが活躍する勧善懲悪のシリーズお決まりの物語で~す。