殺し屋映画なので

録画していた『エージェント:0 漆黒の暗殺者』(2021年/監督:ニック・スタグリアーノ)を観る。正体不明の標的を狙う殺し屋を描いたサスペンスアクション。

殺し屋ゼロ(アンソン・マウント)は緻密な行動で完璧な暗殺をしていましたが、無関係な市民を巻き添えにしたことからトラウマとなり、引退を決意。そんな彼にボスのメンター(アンソニー・ホプキンス)から新しい指令がきます。それは、正体不明の標的“ホワイト・リバーズ”を捜し出して暗殺するというもの。夕方5時~6時にホワイト・リバーズがいるという田舎町のダイナーを訪れます。ウエイトレスのデキシー(アビー・コーニシュ)から怪しい人物を探ろうとしますが……

主人公の行動がモノローグによって語られ、殺しのテクニックをわかりやすく説明。そのため、サスペンスとしての盛り上がりが欠けます。誰が暗殺の標的かわからないところがミソですが、予想のつく展開。ラストは黒幕退治でなく、「そっちで、きたか」というのが感想で~す。