最後は

ユーチューブで子供の頃観たかったテレビ西部劇『駅馬車西へ』の第6話を観る。これまでの30分西部劇と異なり、これは60分西部劇。日本テレビ系列で1961年から62年にかけて放送されました。1860年代、ミズーリからカリフォルニアに向かう駅馬車を舞台にした人間葛藤の西部劇。主人公は駅馬車会社を辞めて独立したサイモン・ケイン(ロバート・ブレイ)と馭者ルーク・ペリー(ウェイン・ロジャース)、そしてサイモンの12歳の息子デイビー(リチャード・エイヤー)です。

ルークの駅馬車が乗客を乗せて出発。乗客はウイスキー商人(ウィリアム・シャラート)、騎兵隊士官夫妻、酒場女サディ(バーバラ・ニコルズ)の4人と、馭者台にはサディの犬を預かったデイビー。

賞金稼ぎに撃たれて負傷したメキシコ人ラランダ(シーザー・ロメロ)が駅馬車を止めて馬を奪おうとしますが、出血多量で気を失います。ルークはジーク(ジェームズ・バーク)が管理する駅馬車中継所でラランダを治療。ラランダを追って来た賞金稼ぎの一団が中継所を取り囲みます。ラランダは革命で倒されたマクシミリアン皇帝の将軍で、賞金稼ぎはラランダをメキシコに連れ帰って賞金を得ようとしているんですな。紳士的なラランダを見て、賞金稼ぎにラランダを引き渡すべきか迷っている時に、逃げ出した中継所の使用人が賞金稼ぎに殺されます。ルークと乗客たちはラランダを逃がすために賞金稼ぎたちと戦うことを決意。

このエピソードにはデイビーの父親サイモンは登場していません。父子愛は、なしね。駅馬車走行シーンには、“駅馬車”のテーマ曲(寂しい草原に埋めないで)に似たメロディーが流れるのは御愛嬌で~す。