本日も

西部劇パーフェクトコレクション(35ボックス)に収録されている全350作品をリストアップ。全部観ていると思っていたのですが、見逃していたのも結構ありました。そこで、『西部を駆ける勇者』(1950年/監督:ジョセフ・ケイン)を観る。中西部に進出しようとする鉄道会社と、それを阻止しようとする船会社との確執を描いた作品。

ロックアイランド鉄道の社長リード(フォレスト・タッカー)は、機関士(チル・ウィルス)を買収しようとして失敗した駅馬車との競走に勝ち、恋人コンスタンス(アデル・マーラ)の父親である銀行家のストロング(グラント・ウィザース)から融資を受けて中西部へ路線を延ばそうと考えます。そのためにはミシシッピ河に橋をかけることが必要。船会社のカービー(ブルース・キャボット)は投資家との約束の日までに工事が完成しないようにさまざまな妨害をしかけてきます。最後の手段として、事故に見せかけて橋を焼き落としたことから……

イリノイ州ロックアイランドからアイオワ州ダベンポートまでのミシシッピ河に架かる最初の橋と鉄道建設の物語。南北戦争以前の話で、法廷闘争のシーンで主人公の弁護士としてリンカーン(ジェフ・コーリー)が登場。鉄道工夫を酒と女で誘惑し、工事を遅らせようとするのはお馴染みのパターン。テンポよく展開するので退屈はしませ~ん。