五点掌爆心拳

nostalji2005-08-16

お昼前に震度4の地震がある。震源地は東北(宮城県沖)で、距離は離れていても横揺れが長く続きました。寝ていたリンリンも顔をあげて、何事かという様子。それでも揺れが収まると、すぐにスヤスヤ。
録画したまま未見だった『キル・ビルVol.2』(2004年/監督:クエンティン・タランティーノ)を観る。タランティーノ好きの友人が今イチだったと言っていたので、放ったらかしていたのですが、石井監督が先日亡くなり、録画していたことを思い出し、急に観たくなったのです。でもって、感想は……テキサスでのシーンに流れるマカロニ・ウエスタンの音楽や、エンドクレジットで梶芽衣子が歌う「怨み節」がフルコーラス流れたのは嬉しかったですが、ハチャメチャな面白さがあったVol.1と比べるとヴォルテージが下がっていますね。会話を楽しむ向きは満足するでしょうが、これまでの作風からの進歩がないんですよ。Vol.1では、これまでのタランティーノ作品を超えた遊び心が充満していましたからねェ。
日記タイトルの“五点掌爆心拳”というのは、ユマ・サーマンの主人公がパイ・メイから習得したカンフーの秘術で、五本の指で相手の身体の秘所を突くと、10歩も歩かないうちに心臓が破裂するという必殺技なので〜す。ところで、ダリル・ハンナのエル・ドライバーを主人公にした作品の構想があるみたいだけど、悪女大好きの私としては、ぜひ製作してほしいですね。画像はダリル・ハンナのエル・ドライバー。