東映オールスター映画

nostalji2005-10-13

読み終えた本を図書館へ返却に行った後、録画していた東映オールスター映画『任侠清水港』(1957年・東映/監督:松田定次)を観る。お盆・正月恒例のオールスター映画は7大スターが揃った1956年正月の『赤穂浪士』から始まるのですが、この作品は翌年の正月映画。オールスター映画といっても市川右太衛門はゲスト出演的な存在。それでも彼がタイトル・クレジットのトップになっているのは重役スターへの配慮なんでしょうね。主演の片岡千恵蔵は、クレジット・ラストで、これまた配慮されています。チャンバラは千恵蔵と中村錦之助が一手に引き受けている感じで、まだ全体的にバランスがとれていませんね。ちなみに7大スターは既述の3人以外は、大友柳太朗、東千代之介大川橋蔵月形龍之介の4人です。画像は、『任侠清水港』の片岡千恵蔵市川右太衛門