蛇女優

nostalji2006-03-14

録画していた『白蛇小町』と『虚無僧変化』を観る。
『白蛇小町』(1958年・大映/監督:弘津三男)は、“蛇”シリーズの第1作目。オープニングは怪奇性があって少しはイケルかと思ったのですが、亡霊=犯罪者のトリックというのが簡単にわかって、後はイケマセン。見どころは蛇女優の毛利郁子かな。グラマラスな肢体に蛇を這わせ、“蛇”シリーズの支柱となる存在感を見せつけています。画像は、毛利郁子。
『虚無僧変化』(1956年・大映/監督:弘津三男)は、前編の題名。後編は『鍔鳴り街道』という作品らしいのですが、フィルムがあるのですかね。前編だけで終わりなんて欲求不満になりますよ。林成年は演技下手、チャンバラ下手。それでも主演しているのは“親の七光り”のお蔭でしょう。角梨枝子という女優さん、気丈な女の役が似合いま〜す。