蝉の声が聞こえなくなって

nostalji2006-09-18

録画していた『蝉しぐれ』(2005年・東宝/監督:黒土三男)を観る。藤沢周平時代劇の第3弾。山田洋次監督の前2作が上出来だったので、あまり期待していなかったのですが、合格点はつけられます。四季の風景の美しさ、市川染五郎緒形幹太との決闘は見事だったですね。そうはいっても、注文は色々あり、特に題名の“蝉しぐれ”が物語展開において効果的に使われていないのが気に入りませ〜ん。
台風13号は、九州・中国では大変なことになっていたんですね。特急“にちりん9号”の横転した写真にはビックリしましたよ。軽傷者だけで大事故にならなかったことは幸いでした。だけど、広島市内で大雨の取材をしていた中国新聞社の支局員が行方不明になっているそうです。テレビ報道でも暴風雨の中でレポートするのを見かけますが、その必要性があるのですかね。「またまた大袈裟なレポートをして」と思っている視聴者が少なからずいますからね。「危険なので、外での取材はできません」と言った方が、よっぽど緊迫感があると思いますよ。