気分も沈没

nostalji2007-06-04

朝イチで日記をアップした後、録画していた『日本沈没』(2006年/監督:樋口真嗣)を観る。科学的薀蓄が字幕で説明されたりして、リアル感を出そうとしていますがドラマ部分が弱いです。登場人物の場面転換の処理がまずいので全体的に散漫となり、盛り上がりに欠けるものとなっていますね。出演俳優のキャラにあわせたような登場人物のキャラも気に入らないし、クライマックスがアナクロ精神主義の特攻というのも気に入りません。感傷的な気分だけで作った駄作!
朝日新聞の第4回連続世論調査によると内閣支持率は30%にまで低下。安倍さんの人事対応のまずさが露呈した気がします。松岡大臣は“政治とカネ”問題で疑惑のまま自殺し、柳沢大臣は“産む機械”発言で大臣としての資質を疑われたのに擁護して今回の年金問題ですからね。今回の年金問題は、誰が大臣でも発生していましたが、所轄大臣として対応が悪いですよ。国民に評判の悪い人は辞めてもらうべきでしょうね。
BSフジで『レ・ミゼラブル』(1998年/監督:ビレ・アウグスト)を観る。『ああ無情』の邦題で有名なビクトル・ユーゴーの小説ですが、私が知っているのは、盗んだ銀の燭台を司教が「私が与えたものだ」と言って救われたジャン・バルジャンリーアム・ニーソン)が真人間になるところだけです。なるほど、こんなストーリーだったのか。原作を忠実に映画化しているとのことなので、これで小説を読んだつもりでいましょう。