老ガンマン対決

nostalji2010-10-17

ビデオで『ザ・グレート・ファイター』(1984年/監督:スティーブ・ヒリヤード・スターン)を観る。15年振りに出所したガンマン(カーク・ダグラス)が、正当防衛で保安官を撃ち殺し、旅回りの女優とホテルに立て篭もるんですな。往年の名保安官(ジェームズ・コバーン)が雇われて、ガンマンを逮捕にきますが、二人は昔馴染みで……
カーク・ダグラスの68歳の作品で最後の西部劇(存命だが、もう西部劇に出演することはあるまい)です。かたやジェームズ・コバーンは56歳なのですが、ダグラスより老けてみえましたね。ダグラスは昔取った杵柄で、拳銃をクルクル回したり、駅馬車に飛び乗ったりと、ガンバッテいます。インディアンがくれた育毛剤を頭にかけるのは笑いましたけどね。インディアンにハゲはいない。コメディタッチの西部劇で、“時代遅れの西部男”を描いた西部の挽歌なんて小難しいことは考えないで、二人の好々爺とした演技を楽しむので〜す。