録画保存していたテレビ西部劇『ガンスモーク』の「Ｎｏｏｓｅ ｏｆ Ｇｏｌｄ」（Ｓ１２・＃２４）と「Ｔｈｅ Ｒｅｔｕｒｎｉｎｇ」（Ｓ１２・＃２２）を観る。３倍モードで録画していたので、これでテープ１本終了ね。
「Ｎｏｏｓｅ ｏｆ Ｇｏｌｄ」は、９２００ドルの賞金のかかった幼馴染を自首させようとするディロンと、出世欲にくらんだ法務局役人との対決物語です。幼馴染は強盗殺人犯としてお尋ね者になっているんですが、殺人はしておらずディロンは法務長官にかけあって正当な裁判を受けさせようとするんですね。ところが、長官の部下は凶悪犯として殺し、自分の名前をあげようとしています。賞金を餌に仲間を裏切らせ……
「Ｔｈｅ Ｒｅｔｕｒｎｉｎｇ」は、家族のために駅馬車事務所から２万ドルを奪った男（マイケル・アンサラ）が後悔し、金を隠して逃亡します。男の家族と親しいディロンは、金が戻れば罪は問わないという駅馬車会社の特赦条件を男に伝えようとしますが、男の強盗仲間が金を狙って……
マット・ディロン（ジェームズ・アーネス）の活躍によって、西部の治安が守られていくのが『ガンスモーク』の骨子ですが、各エピソードの主人公はディロンでなく、ディロンは狂言回し的役割で主人公に絡んでいく物語構成が多いです。主演はゲスト出演者ね。２０年にわたって放送された長寿の秘決は、主演人物を多彩にすることでマンネリを防いだことだと思いま〜す。
