昨日に続き

nostalji2012-10-21

ビデオに録画保存していたテレビ西部劇『ガンスモーク』の「A Matter of Honor(冤罪)」と「The Long Night(恐怖の一夜)」を観る。
「A Matter of Honor(冤罪)」は、アル中男が殺人犯として逮捕されるのですが、コソコソ隠れている真犯人よりアル中男の方が人間としての誇りを持っていたという物語です。冒頭のパーティーシーンでフェスタスが自慢のノドを聴かせます。フェスタス役のケン・カーティスはザ・サンズ・オブ・ザ・パイオニアーズの出身で歌はお手のもの。フォード映画に初登場した『リオ・グランデの砦』では、まだザ・サンズ・オブ・ザ・パイオニアーズの一員でしたね。画像は、ケン・カーティス。
「The Long Night(恐怖の一夜)」は、ディロンに恨みを持つ賞金稼ぎ(ブルース・ダーン)の一味が、ディロンの留守中にキティの酒場を占拠し、留置されている賞金犯を連れ出すだけでなく、ディロンまで殺そうとする物語です。その賞金犯というのは、妻(インディアン)に乱暴しようとした男を正当防衛で殺した夫で、殺された男の父親が私的に多額の賞金をかけていたのね。インディアンを妻に持つ白人男をスコオマンというのですが、白人社会では偏見の対象になっていました。『ララミー牧場』で解説していた淀川長治さんがこのエピソードの解説をするとしたら、スコオマンについて話しそうだな。
本日の朝日朝刊の“しつもん!ドラえもん”は、「犬猿の仲」についてでしたが、「桃太郎の家来で協力しあって敵と戦う仲間」と答えた奴のことを想い出しました。「忙しく東へ西へと走りまわる意味の四文字熟語は」の質問に、「電車汽車」と答えた可笑しな奴だった。今頃どうしているかなァ。