評判は悪かったが

nostalji2012-12-24

昨夜はNHK大河『平清盛』の最終回を観る。画面が汚いとか、若手俳優の演技が未熟とか、何かと評判は悪かったですが、私は気に入っていました。韓国時代劇的フィクション(清盛と義朝の友情とか、兎丸の存在など)に加えて、これまでの源平ものと異なり、朝廷とのドロドロした関係を描いていましたからね。その関係を断つために、源頼朝は京ではなく鎌倉に幕府を開いて武家政権を樹立したのね。最終回は少し端折り過ぎていましたが、全体を通してみれば満足、満足です。
ビデオに録画保存していたテレビ時代劇『剣』の第19話「くノ一三度笠」(監督:石川義寛、脚本:小国英雄)を観る。弟の藩の内紛を解決するためにお姫様と大目付の名代が活躍する物語です。刀の持ち人は、剣術名人の綾姫(梓英子)ね。弟から藩の内紛の報せを受けた綾姫は旅の途中で大前田栄次郎(品川隆二)を捜す女侠客お粂(宮園純子)と知り合います。この二人に幼少の頃に生き別れた兄を捜す女盗のお新(深山ゆり)が加わり、股旅姿で悪党退治ね。藩は悪家老(小山源喜)が牛耳っており、家老と結託した悪ヤクザが町民を泣かせています。大目付名代の与三郎(津川雅彦)は姿を変えて、大前田栄次郎を手伝って家老と結託した悪ヤクザ退治。家老の不正を訴えて牢に入れられたお新の兄を助け出し、悪家老の罪を暴いてメデタシ、メデタシ。