『タイタンの逆襲』（２０１２年／監督：ジョナサン・リーベスマン）を観る。神々の王ゼウス（リーアム・ニーソン）と人間の間に生まれたペルセウス（サム・ワーシントン）が、世界をカオスに変えるために復活したクロノスと戦う物語。クロノスを封じ込めるには、ゼウス・ポセイドン（ダニー・ヒューストン）・ハデス（レイフ・ファインズ）が力をあわせなきゃならないのに、ハデスが裏切り、ポセイドンが死んだために天上界の結界がほころび魔物たちが地上世界に現れます。ペルセウスは、ポセイドンの息子アゲノール（トビー・ケベル）やアンドロメダ女王（ロザムンド・バイク）と共に魔物と戦いますが、アレス（エドガー・ラミレス）によってクロノスが覚醒し……
『タイタンの戦い』（２０１０年／監督：ルイ・レテリエ）の続編です。前作と同様にＣＧを見せるだけの映画ね。キメラ、サイクロプスなどの怪物の動きがよく、映像は凝っています。だけど、生身のアクションと違ってハラハラ感が全然ないんですよ。ギリシャ神話を、どんなふうにアレンジしたかだけが興味の対象でした。メリエスの『月世界旅行』の方が素朴な映画の楽しさにあふれていま〜す。
アカデミー賞で『ジャンゴ繋がれざる者』が助演男優賞（クリストフ・ヴァルツ）と脚本賞（クエンティン・タランティーノ）を受賞。西部劇は２００３年度の『コールドマウンテン』の助演女優賞（レネー・ゼルウィガー）以来です。３月１日から公開されるので、久しぶりに劇場（シネコン）まで足を運ぶとしますかね。
