怪物の形状は

nostalji2013-08-19

録画していた『遊星からの物体Xファーストコンタクト』(2011年/監督:マシーズ・ヴァン・ヘイニング・Jr)を観る。南極大陸の古代の氷層から未知の生命体が発見され、古生物学者のケイト(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)がノルウェー南極基地にやって来るんですな。発掘された生命体は、基地の人間を襲いはじめ……
1982年のジョン・カーペンター作品の前日談となっており、おぼろげな記憶ながらラストは完全にリンクしていましたね。その生命体は、細胞の一つ一つが単独で生きていて、生物に同化して擬態するので、誰に寄生したかわからないというサスペンスがあるのですが、演出はどうしても前作の焼き直しになってしまいますね。そのため、CGの進歩もあって、サスペンス面よりグロテスクな怪物(バイオハザード+エイリアンはアメリカ人の好みのタイプか)退治が主眼ね。画像は、メアリー・エリザベス・ウィンステッド。『エイリアン』以来、泣き叫ぶだけのヒロインは消えて、戦うヒロインが増殖してきましたなァ。