録画していた海外ドラマ『ボードウォーク・エンパイア３』のシーズン最終話を観る。禁酒法時代のアトランテッィクシティの裏社会を支配するナッキー・トンプソン（スティーブ・ブシェミ）を主人公にしたドラマで、１９２１年から始まり、１年１シーズンで物語が展開していきます。シーズン３は１９２３年の出来事ね。このドラマの面白さは、市の収入役だったナッキーが、禁酒法によって賄賂や酒の取引で私腹を肥やし、裏社会の実業家として運命を変えていくところにあります。そして、運命が変わっていくのは主人公だけでなく、周辺人物の全てがそうで、それを実在した人物を絡めて描いているところですね。
シーズン３は密造酒ビジネスでアトランテッィクシティの裏社会の頂点にたったナッキーと、ＮＹマフィアのボスであるマッセリアを後ろ盾としてアトランテッィクシティ支配を狙うジップとの戦いで、最終話では、カポネの応援や黒人ギャングの協力で窮地を脱したナッキーが持ち前の政治力でＮＹ犯罪組織のリーダーであるロススタインを懐柔してマッセリアの後ろ盾を外したジップを倒します。ナッキーとジップとの戦いは創作ですが、実在したマッセリアやロススタインによってリアリティを持たしています。今後の展開の予想がつかず、シーズン４が待ち遠しいで〜す。
