アクションも演技

nostalji2014-07-20

録画していた『ライジング・ドラゴン』(2012年/監督:ジャッキー・チェン)を観る。
英仏軍が清朝から略奪した十二支像のうち行方不明の数体を世界的競売屋に頼まれてJC(ジャッキー・チェン)が探すことになるんですな。JCはサイモン(クォン・サンウ)たちと特殊チームを結成し、厳重警備な施設から次々に盗み出しますが……
ローラーブレードを付けたボディ・スーツによる斬新なカーチェイスに始まり、南海の島での海賊相手のアクション、さらには大空でのスカイダイビングによるアクション、当然おなじみのカンフー・アクションも満載で、ジャッキー・チェンの魅力たっぷりです。
物語は単純でパッとせず、ギャグも泥臭くて褒められたものではありませんが、これがジャッキー・チェンの最後のアクション映画ということで、彼のサービス精神だけは満点です。アクションも演技のひとつで、自分で出来なくなったら辞めるしかないという持論を実践する引き際は見事。