話題の監督ということで

nostalji2014-07-27

ハリウッド版『GODZILLA』の公開で話題となった監督の初監督作品ということで、『モンスターズ/地球外生命体』(2010年/監督:ギャレス・エドワーズ)を観る。地球外生命体のサンプルを採集した探査機が大気圏突入時にメキシコ上空で大破し、地球外生命体が増殖したメキシコから脱出する男と女の物語です。カメラマンのコールダー(スクート・マクネイリー)は、上司の命令で社長の娘サマンサ(ホイットニー・エイブル)をアメリカ国境まで送り届けることになります。安全なフェリーで行くはずがトラブル発生し、モンスターの襲撃に怯えながら二人は陸路国境へ向かいますが……
モンスターが次々に襲ってくるパニック映画と思いきや、出るぞ、出るぞだけの脱出ドラマです。ニュース映像などでモンスターを小出しで見せ、全体像がわかるのは最後の最後ね。低予算映画ですが、演出によってモンスターが繁殖している世界を巧く見せています。人間ドラマも上手く描かれており、只者でない片鱗が伺えますね。低予算だと2倍の面白さを出しても、大作だと力を発揮できない監督もいますから、果たして『GODZILLA』は如何に?