やっとキャッチ・アップ

nostalji2015-07-30

録画していたテレビ西部劇『荒野のピンカートン探偵社』の14話と15話を観る。
#14「将軍の福音」は、コレラが流行しているカンザスシティに狂信的な元南軍の将軍が戻ってきます。町の半数は元南軍兵で、将軍は新聞発行を隠れ蓑に南部独立を画策。行商人にばけて将軍を探っていた政府のスパイが殺され、ケイト(マーサ・マックアイサック)はシスターに変装して将軍に近づきますが……
ケイトとウィル(ジェイコブ・ブレア)は将軍の計画を掴みますが立証できません。将軍に奴隷扱いされた黒人のジョン・ベル(レイ・ストラカン)がコレラの流行を利用したラストが爽快。ケイトの過去がわかる一編にもなっています。
#15「保安官の恋」は、ケンジ(ディーン・フジオカ)が森で白骨と衣服を発見し、ケイトが白骨から復元を試みます。その概要から、ローガン保安官(デビッド・ブラウン)は養豚業者の妻と断言。ローガンと彼女は駆け落ちを約束した仲で、失踪前に彼女を護衛していた男が容疑者として浮かび上がりますが、その男も殺され……
最後にアッと驚くドンデン返しがあり、ミステリーとしては上出来です。画像は、ローガン保安官のデビッド・ブラウン。極めて俗人的人物で、思い込みの強い推測はたいてい的外れ。ホームズにおける、レストレイド警部のような存在で、探偵物には必要とされるキャラで〜す。