たまには読書

積読状態だった井沢元彦:著の『学校では教えてくれない日本史の授業』(PHP文庫:2014年2月27日第12刷発行)を読了。『逆説の日本史』などでユニークな歴史解釈をしている著者だけに、本書でも面白く納得感のある解釈が多々あります。
「なぜ、徳川幕府は滅亡したのか」「大和朝廷と和の精神の謎」「桓武天皇藤原氏は怨霊を恐れていた!」「武士が天皇家を滅ぼせなかった本当の理由」「なぜ、日本人は無謀な戦争に反対できなかったのか」の5章からなり、外国とは異なる日本人の体質を論述。
その基本となるのが、著者の持論である“怨霊信仰”と“言霊信仰”なので、日本史の授業では教えてくれませんわなァ。

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