録画していた『スネーク・フライト』（2006年／監督：デヴィッド・Ｒ・エリス）を観る。ジャンボ機内で数千匹の毒蛇が乗客に襲いかかるＢ級パニック映画です。
ハワイでリゾートしていたショーン（ネイサン・フィリップス）は、極悪ギャングのキムがロサンゼルスの検事を殺すところを目撃します。ＦＢＩのフリン（サミュエル・Ｌ・ジャクソン）はＬＡの大陪審で証言するフリンを護衛してＬＡ行きの飛行機に搭乗。キムはその便に大量の毒蛇を積み荷として忍び込ませており、上空に達するや時限式の箱が開き……
換気口から出てきた毒蛇に噛まれて死ぬ最初の犠牲者がトイレでＨしていたアベックという定番でパニックが始まります。蛇が噛んでショートした箇所を見に行ったパイロットが噛まれ、飛行自体も危険になるというのも定番。じわじわ忍び寄る蛇の恐怖はここまでで、後は大量の蛇が客室に侵入してきて大騒ぎ。気に食わない奴は蛇に殺され、子供や赤ん坊は助かるという予想通りの展開です。無茶な設定でツッ込みどころは多くても、真面目な狂乱ぶりには素直に笑えて満足、満足。Ｓ・Ｌ・ジャクソンに協力して大活躍のＣＡ役で、テレビドラマ『グッド・ワイフ』のジュリアナ・マルグリーズが出演していま～す。
