題名に惹かれて

録画していた『実録・安藤昇侠道(アウトロー)伝 烈火』(2002年/監督:三池崇史)を観る。安藤昇が監修した任侠アクションです。

真田組の組長・真田(内田裕也)が、敵対する大滝会中条組が雇った殺し屋(美木良介)に殺されます。真田を慕う子分・国定(竹内力)は刑務所内で親分の死を知って激怒。出所後、大滝(石橋蓮司)を暗殺しますが、坂東連合幹事長・土方(千葉真一)の仲介で真田組と中条組は“手打ち”となります。真田組の代貸(安岡力也)と中条(原田大二郎)は手を結んでおり、背後には世代交代を画策する陰謀があったのね。邪魔な国定は命を狙われ、利用されたと知った国定は、舎弟の島谷(遠藤憲一)と復讐を開始しますが……

黒社会三部作”にあった社会性はなくなり、『DEAD OR ALIVE 犯罪者』のようなハチャメチャさもありません。Vシネマのヤクザ映画と大差がないような気がします。何でも作ればいいってもんじゃないでしょう。三池がよかったのは、最初だけのような気がしてきました。

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