友人に送ってもらった『スレイブ・復讐のガンマン』(2018年/監督:マイケル・スティーヴス)を観る。元奴隷のガンマンが復讐のために乗った深夜列車での出来事を描いた異色西部劇。
南北戦争が終結して7年後の深夜、6名の乗客を乗せたアトランタ行きの列車にお尋ね者のジェリコ(トニー・トッド)が乗り込みます。彼の目的は、ステファン・ハーグレーブスの娘アニー(ジェニファー・ラポルテ)を殺すこと。彼女を見つけ、殺す機会をうかがうジェリコでしたが……
西部劇でなく、オカルトホラーでした。西部で黒人を虐げた白人たちが地獄行の列車に乗ったわけですな。主人公も娘を白人領主から救うこともせず見殺しにしたので地獄行き。作っている本人だけが分かっていて、観ているこちらは何をやっているのか分からない演出で、何が何やら分からない作品で~す。