シリーズといっても

録画していた『ワイルド・スピードスーパーコンボ』(2019年/監督:デヴィッド・リーチ)を観る。『ワイルド・スピード/ICE GREAK』に登場したホブス(ドウェイン・ジョンソン)とデッカードジェイソン・ステイサム)を主人公にしたスピン・オフ作品です。

MI6の戦闘部隊が殺人ウイルスの奪取に成功しますが、科学テロ組織エティオンのブリクストン(イドリス・エルバ)によって全滅させられ、唯一生き残ったハッティ(ヴァネッサ・カービー)はウイルスを体内に注射して逃走。エティオンは情報操作でハッティをテロリストに仕立てあげます。英米両政府は、元DSSのホブスと元MI6のデッカードにハッティの捜索を要請しますが、ホブスとデッカード犬猿の仲。別々に捜索していましたが、ホブスがハッティの身柄を確保したことから、デッカードはホブスと合流。ハッティはデッカードの妹だったのね。48時間以内に体内からウイルスを取り出さないとウイルスがハッティの体を侵し世界に拡散することがわかり、3人は唯一ウイルスを取り出せる装置があるエティオンの研究所に向かいますが……

スタントとCGの合成によるアクション演出の連続で、典型的なアトラクション映画。ご都合主義の展開は当然で、深みのある物語を期待するのは無理です。ハゲマッチョのコンビが繰り広げるアクションを楽しめばいいので~す。

f:id:nostalji:20210601092730j:plain