テレビ創生期にKRT(現:TBS)系列で1957年4月2日~9月24日に放送されたテレビ西部劇『走れ!名馬チャンピオン』を観る。広島では放送されておらず未見だったのでユーチューブで観賞。
1880年代の西部を舞台に、サンディ叔父さん(ジム・バノン)の牧場で暮らすリッキー少年(バリー・カーティス)が野生馬のボスだったチャンピオンと繰り広げる冒険ドラマです。彼らを手助けするのが、リッキー少年の愛犬レベルね。リンチンチンに負けないくらいの名犬。
第1話では、馬泥棒の一味を追っていたサンディが撃たれて負傷し、リッキー少年が追跡。馬泥棒の居場所をつきとめますが、あやまって崖から落ちそうになります。リッキーと仲良くなったホラ吹き爺さんがレベルの知らせで駆けつけ、ロープをリッキーに投げ、チャンピオンがロープを引っ張って救出。リッキーはチャンピオンに乗って保安官に知らせに行きます。馬泥棒一味を見張っていた爺さんが気づかれ、爺さん危うしのところレベルが馬泥棒に飛びかかり、大格闘。そこへ、保安官が駆けつけ、馬泥棒は御用となります。チャンピオンよりレベルが大活躍の一編でした。
第6話ではチャンピオンが大活躍。金鉱を見つけた爺さんを悪党二人が石で殺し、チャンピオンが殺したように見せかけます。二人の証言を聞いて保安官がチャンピオンを射殺しようとしますが、リッキーが妨害。サンディが爺さんの持っていた金の鉱石と同じもの二人が持っているのを見つけ、二人が犯人であることがわかります。逃げる二人の前にチャンピオンが立ちふさがり、二人はお縄を頂戴で~す。