テレビ創生期にKRT(現:TBS)系列で1958年11月7日~59年6月19日に放送された未見のテレビ西部劇『ケーシー・ジョーンズ』を観る。広島では放送されておらず未見だったのでユーチューブで観賞。
乗客を救うために命を落としたアメリカ鉄道史に名を残す実在の鉄道機関士・ケーシー・ジョーンズを主人公にした冒険ドラマです。第1話は、セントルイスからテキサスのフォートワースまでのライバル会社との列車競走の物語。
ミッドウエスト・アンド・セントラル鉄道(MCTT)のキャノンボール・エキスプレス号の機関士ケーシー(アラン・ヘイル・ジュニア)は、郵便契約を結ぶためにサザン・アンド・パンハンドル鉄道会社のスワンプ・タイガー号と列車競走することになります。ライバル会社のマイク(モート・ミルズ)は、ケーシーの列車の車軸にグリースを塗ってスピードアップすると発火するようにしたり、燃料補給地を焼き討ちして燃料補給できないようにしたり、線路に障害物を置いてガンマンに襲撃させたりと様々な妨害をしてきますが、息子のジュニア(ボビー・クラーク)や車掌のレッドロック(エディ・ウォラー)の活躍もあって事なきを得て列車は爆走。ラストの並行する線路での列車対決は迫力ありますよ。子供向け西部劇ですが、機関車がメインということで特筆できま~す。
画像は実在のケーシー・ジョーンズと演じたアラン・ヘイル・ジュニア。