ホラー続きで

録画していた『きさらぎ駅』(2022年/監督:永江二朗)を観る。都市伝説をモチーフにしたホラーサスペンスです。

民俗学を専攻する女子大生・春奈(恒松祐理)は、卒論のテーマ“神隠し”の取材のため、異世界に行ったという葉山純子(佐藤江梨子)の家を訪問。高校教師だった純子は、残業で遅くなり、終電で帰途についていましたが、気がつくと辺りは昼間で、遠州鉄道にはない見知らぬ場所を走っており、“きさらぎ駅”という見知らぬ駅に停車。他の乗客は若者3人組、サラリーマン、女子高生・明日香(本田望結)の5人。付近の民家は全て無人で、彼らは怪異に襲われます。純子と明日香は助け合い、“光の扉”に辿り着きますが、先に入った明日香は消え、純子だけが元の世界へ帰還。春奈は純子が話したのと同じルートをなぞり、純子が話した同じ乗客と“きさらぎ駅”に到着。乗客たちの記憶は全てリセットされており……

オープニングシーンがエンドクレジットの後に出てくるシーンの結末を予測させるものとなっており、オチの後のオチといった感じ。ホラー度は薄いですが、サスペンスとしての伏線もしっかり張られており、意外と面白かった作品で~す。