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DVDで『電撃フリント/アタック作戦』(1966年/監督:ゴードン・ダグラス)を再見。女性が支配する世界を作ろうとしている組織と戦う電撃フリントの物語。

宇宙プラットホームの打ちあげに成功し、大統領(アンドリュー・ダガン)とクラムデン(リー・J・コッブ)がゴルフを楽しみますが、ボールをすりかえられ、大統領がボールを打つと破裂。その場にいた全員が凍結状態になり、その間に大統領がニセ者にすりかえられます。犯人はニセの大統領を使って核兵器で世界を征服し、男性を支配しようと企む女性ばかりのアマゾン団。3分間の無意識状態に不審を持ったクラムデンはフリント(ジェームズ・コバーン)に調査を依頼。クラムデンはアマゾン団のリサ(ジーン・ヘイル)の罠にかかって秘密諜報機関長官の職をとかれます。ソ連の女性宇宙飛行士が国を裏切ってアマゾン団に加入したこと、ニセの大統領が宇宙プラットホームを核武装しようとしていることを知ったフリントは、ロケット基地の隣の島にある女性の美容と健康を守る保養地こそアマゾン団の本拠地と考え……

女性ばかりのアマゾン団なので水着ガールや下着ガールがやたらと登場しますが、ズバ抜けた魅力はありません。質より量ね。ゴードン・ダグラスの演出はアクションはともかくとして、洒落気がないので前作と比べて愉快さが不足。今回は新手としてフリントはイルカの言葉をマスターしており、それが有効に活用されないのが残念。異色の面白さのあった“電撃フリント”でしたが、2作で打切りで~す。