懐かしのテレビ西部劇

録画したままだった『ドクター・クイン 大西部の女医物語(シーズン3)』の第1話~5話を観る。6月にシーズン2を観て以来放ったらかしていたのですが観るものがなくなってきたのでね。家族との交流、恋人とのロマンス、町でおこる様々な事件を通じて、家族愛・友情・正義を描いたヒューマン西部劇。南北戦争直後の1966年に愛称マイクのミケーラ・クイン(ジェーン・シーモア)が西部の開拓地コロラド・スプリングスに医者としてやってきて2年が経ちます。

第1話は、コロラドスプリング町がデンバーエルパソを結ぶ鉄道の建設予定地になっており、鉄道誘致に賛成したクインは、自然破壊の鉄道に反対の恋人サリー(ジョー・ランドー)と気まずくなるエピソード。

第2話は、町の雑貨屋ローレン(オーソン・ビーン)とクインに叱られて家をとびだしたブライアン(ショーン・トゥーベイ)が、森で熊に出くわすエピソード。

第3話と4話は、ローレンの妹オリーブがメキシコからのキャトルドライブの帰途で危篤になったという連絡が入り、ローレン、クインの家族、鍛冶屋のロバート・E(ヘンリー・G・サンダース)とグレース(ジョネル・アレン)の夫婦が駆けつけます。オリーブは既に亡くなっており、彼女の遺書で牛がマシュー(チャド・アレン)に譲られることになり、キャトルドライブを再開。コリーン(エリカ・フローレス)はカウボーイのジェシー(キャスパー・バン・ディーン)に恋心を抱きますが、ジェシー牛泥棒とわかります。ブライアン(ショーン・トゥーベイ)がサソリに刺されたり、スタンピードがあったり、アパッチに襲われたり、野火が行く手を遮ったりと事件が続出。マシューは隊長としての自信を失いかけますが、クインたちは彼を励まし、無事帰りつくという西部劇らしいエピソード。オリーブはシーズン1では登場していましたが、シーズン2は登場なし。マシューはオリーブの牧場でアルバイト・カウボーイとして働いていました。グレースはオリーブの家の家政婦でしたが、独立が許され、オリーブは恩人。

第5話は、ボストンからクインに亡くなった父の蔵書が送られてきて、誰もが読めるようにと町に本を寄贈。図書館が開設されますが、本の有害をめぐってクインとジョンソン牧師(ジェフリー・ロウアー)が対立。悪魔に魂を売る「ファウスト」のような本は悪書なんだってさ。