録画したままだった『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』（2022年／監督：西谷弘）を観る。コナン・ドイルの原作をモチーフにした和製ミステリー。
誉獅子（ディーン・フジオカ）と若宮（岩田剛典）に、娘・紅（新木優子）の誘拐未遂事件の犯人捜索を依頼していた蓮壁千鶴男（西村まさ彦）が変死をとげます。蓮壁家は日本有数の資産家。真相をさぐるべく誉獅子と若宮は瀬戸内海の島にある蓮壁家の屋敷を訪ねます。屋敷の住人は、千鶴男の妻（稲盛いずみ）、紅、紅の弟・千里（村上虹郎）、執事の馬場（椎名桔平）の４人。島には“黒犬の呪い”という不気味な言い伝えがあり、それが現実になったように千里も変死をとげ……
テレビでは、原作のアレンジが今イチの上、ホームズの奇抜な推理力もなくて、１話と２話を見ただけでパスしたのですが、劇場版も長くしただけで、テレビ以上に退屈な出来。脚本が悪いですな。不倫騒動の広末涼子が出演しており、当分の間、この作品が放送されることはないでしょう。
