中身は西部劇

nostalji2006-06-12

佐々木譲:著の『五稜郭残党伝』(集英社文庫:1994年2月25日第1刷発行)を読了。旧幕府軍の脱走兵と追撃する新政府軍との戦いを描いた冒険小説です。ブックカバーの表紙が気に入って読む気になったのですが、解説で荒山徹氏が書いていたように、これは西部劇の世界ですね。ただラストが気に入らないんですよねェ。娯楽小説は史実に忠実なことより、後味がよくないといけませ〜ん。
6月12日といえば、645年の大化改新中大兄皇子蘇我入鹿を暗殺)が有名ですが、清水の次郎長の命日でもあります。次郎長のことを調べていて知ったのですが、1893年(明治26年)の、この日に亡くなっているんですよ。
W杯の日本対オーストラリアは、で日本が1対3で負ける。ラッキーな得点を守りきれないようではダメですね。W杯前のドイツ戦でも勝ちきれなかったけど、ここ一番の集中力がないんだよなァ。これで日本のW杯も終わりましたねェ。