監督は日本人

nostalji2006-06-20

梅雨が明ける前に夏がやってきた感じ。暑くなってきたら、ビールにホラーですね。長男からの“父の日”プレゼントのビールを飲みながら、録画していた『ザ・リング2』(2005年/監督:中田秀夫)と『THE JUON/呪怨』(2004年/監督:清水嵩)を観る。
ザ・リング2』は、原作とは関係ないアーレン・クルーガーのオリジナル脚本です。中田監督がハリウッドに招かれて撮ったというけど、所詮、低予算のB級ホラーですね。そのつもりで観ると、結構楽しめましたよ。結局、サマラって死霊だったの?
『THE JUON/呪怨』は、サム・ライミがリメイク権を買ったというので、『リング』のようにアメリカ社会に翻案しているのか思ったのですが、日本版『呪怨』そのまんまですね。ロジャー・コーマンだったら、一から撮りなおすようなことをせず、『怪獣王ゴジラ』のように外人俳優だけのシーンを別撮りして、フィルム編集だけで安く仕上げたんじゃないですかね。アメリカで大ヒットしたらしいのですが、物珍しさが受けたような気がします。清水嵩が監督しているので、鳥居とか芸者といった変な日本が出てこなかっただけ、良しとしましょう。画像は、『THE JUON/呪怨』のチラシ。