時代劇向きでない女優

nostalji2006-06-25

録画していた『やくざ囃子』(1954年・東宝/監督:マキノ雅弘)を観る、股旅ものというより、鶴田浩二岡田茉莉子のメロドラマですね。マキノ監督らしい情感あふれる、ゆったりとしたテンポで物語が進行していきます。鶴田と岡田のラブシーンなんて、観ていてイライラするくらいゆったりしています。マキノ監督は、岡田茉莉子は色気がないので、脚の悪い女にして動きに色気を出したそうです。岡田茉莉子って美人なんですが、時代劇には似合わない顔なんですよね。逆に時代劇にピッタリくるのが、居酒屋で働く子持ちの後家役の花柳小菊でした。最近の時代劇に違和感があるのは、時代劇に似合う女優がいなくなったからかもしれません。画像は、『やくざ囃子』の岡田茉莉子
夕張市財政再建団体へ移行したとのこと。自治体の倒産ですな。観光事業に積極投資して、借入金残高が300億円弱まで膨れ上がったのが大きな要因ですね。税金のムダ使いしかできない役人に経営ができるわけはなく、こうなることは予想できたんじゃないですかね。市民が知恵を出しあって、手作りの町作りをしていく必要がありますね。情熱さえあれば、映画祭だって金をかけずにできると思いますよ。