あらためて、今日もスコット西部劇

nostalji2006-07-18

録画保存していたスコット西部劇の『グレートロックの決闘』(1952年/監督:エドウィン・L・マリン)を観る。色々な挿話を折り込んでランドルフ・スコットレイモンド・マッセイの正義と悪の対決を描いた作品。全体として盛り上がりに欠けるのですが、レイモンド・マッセイの悪の魅力(臭い演技なのですが)とアーサー・ハニカットのとぼけた味わいで、何とか観賞に耐えます。それと、スコットの恋人役のアデール・ジャーゲンスの肉感的魅力もね。原作はクラーレンス・B・ケランドで、主人公シュガーフットのキャラクターはテレビ西部劇『アリゾナ・トム』(原題:シュガーフット)でも使われています。そういえば、この映画のテーマ曲をテレビ版でも使っていましたね。画像は、『グレートロックの決闘』のランドルフ・スコットとアーサー・ハニカット。
西部劇といえば拳銃ですが、時代劇だと刀。刀の規格には、大・短・脇差の3種類がありまして、大刀が刃渡り2尺(60・6センチ)以上、短刀が一尺(30・3センチ)以下、その中間が脇差になります。大刀を持てるのは武士だけで、股旅ヤクザが持っているのは長脇差(長ドス)ね。ちなみに、こうした規格が正式に定められたのが、1645年7月18日でした。