本日も

東映チャンネルで放送された『警視庁物語・十二人の刑事』(1961年・東映/監督:村山新治)を観る。松島でおきた殺人事件の犯人を追って広域で活躍する刑事を描いたシリーズ18作目。

松島のホテルで女性の絞殺死体が発見され、遺留品から宮城県警の小川(大村文武)・池本(波島進)の両刑事が東京へ出張し、警視庁と合同捜査を開始。殺された女性が所持していた石鹸箱から被害者がパチンコ店で働く初江とわかります。初江の妹(宮園純子)の証言で、初江は結婚するために貯金の40万円を持って家を出ており、殺害は金銭が目的。釘師の原山(潮健児)が初江を名古屋で入籍しており、警視庁の金子刑事(山本麟一)と池本刑事が名古屋へ出張。愛知県警の高山刑事(中山昭二)の協力で原山の足取りを追います。原山を捕えますが、原山にはアリバイがあり、初江の恋人は長距離運転手の川崎(曽根晴美)で、フラれた腹いせに入籍したと告白。川崎には三島にある食堂の娘カオル(佐久間良子)という恋人がいて、トラックを買って独立するために金が必要だったことがわかります。神奈川県警の東刑事(南廣)がカオルを追いますが、カオルは川崎に逢うために東京へ行った後で……

警視庁の神田隆・堀雄二・千葉真一花沢徳衛・須藤健・山本麟一・佐原広二の7人に、県警の大村文武・波島進・中山昭二・南廣の4人、あと一人は誰だ?