たまには戦争アクション

録画していた『アンジェントルメン』(2024年/監督:ガイ・リッチー)を観る。第二次大戦中に結成された英国非公式特殊部隊の実話を映画化。

大西洋で連合国の艦船を攻撃するドイツ海軍のUボートに窮地に追い込まれていた英国は、アフリカの中立国にあるUボート補給基地の破壊を計画。チャーチル首相(ロリー・キニア)に命じられた特殊作戦執行部のガビンズ“M”准将(ケイリー・エリウェス)は部下のフレミング(フレディ・フォックス)と破天荒な軍人ガス少佐(ヘンリー・カヴィル)を呼び寄せます。ガスは爆破や戦闘のプロなどの“イカれた”メンバーを集め、漁師を装って現地へ。潜入工作員マージョリーエイザ・ゴンザレス)やRH(バブス・オルサンモクン)の情報をもとに作戦決行に向けて準備を進めますが、想定外のことが次々に発生し……

劇中にも登場するイアン・フレミングが特殊作戦執行部(SOE)に係わった経験をもとに、後に“007”シリーズを執筆。主人公ガス・マーチはジェームズ・ボンドのモデルと云われています。物語はスピーディーに展開し、人間物語としての厚みはないですが、戦争冒険アクションとしては楽しめる作品で~す。