週に一度は西部劇

DVDで『女ガンマン皆殺しのメロディ』(1971年/監督:バート・ケネディ)を再見。西部劇ファンにとっては、ラクエル・ウェルチの代表作。

銀行を襲ってメキシコの軍隊に追われていたエメット(アーネスト・ボーグナイン)、フランク(ジャック・イーラム)、ルーファス(ストローザ・マーチン)のクレメンス三兄弟に夫を殺され、凌辱されて家まで焼かれたハニー・コールダー(ラクエル・ウェルチ)は、旅の途中の賞金稼ぎ・プライス(ロバート・カルプ)に銃の修行を依頼。最初は断ったプライスでしたが、しつこくついてくるハニーの強い意志に敗けて承諾。プライスはハニーをメキシコにいる銃鍛冶・ベイリー(クリストファー・リー)のところへ連れて行きます。ベイリーは、筋力の足りないハニーのために特製拳銃を製作。その拳銃で修行したハニーはめきめき上達します。襲撃してきたメキシコ山賊を撃退しますが、とどめをさすことができなかったハニーをプライスが叱責。クレメンス兄弟の情報がはいり、プライスとハニーは町に先まわりして兄弟を待ちます。フランクを捕えたプライスでしたが、エメットが投げたナイフで死亡。逃げた兄弟を追って、ハニーはフランクとルーファスを倒し、廃墟となっている刑務所でエメットと対決。

あの写真を見れば、男性西部劇ファンなら誰でも観たくなるような作品。監督がバート・ケネディなのでエロ西部劇とは違いますぞ。凶悪な三人が、アーネスト・ボーグナインジャック・イーラム、ストローザ・マーチンなのでどこか可笑しみがあり、バート・ケネディらしくコミカルに描いています。ラクエル・ウェルチは魅力いっぱい。素っ裸にポンチョだけをつけた姿で、ロバート・カルプを追いかけ、途中でズボンとブーツをつけますが、お尻の線はクッキリ。カルプが殺され、とどめをさすことができない弱さを克服し、精神的に強くなるカッコ良さを見せてくれます。「強い女はいない。男がヤワなだけ」全く、その通り。銃器ファンにも好評で、ウェルチが使用している拳銃は、トランター・ダブルアクションの特製銃。引金が二つあり、中指で下の引金でシリンダーを回し、人差し指で上の引金をひいて発射。難点は意味不明のスティーブン・ボイドの存在で~す。