ハリウッド風でも

nostalji2013-04-02

録画していた『ヤマトタケル』(1994年・東宝/監督:大河原孝夫)を観る。日本武尊の神話を大幅に改変したファンタジー・アドベンチャーです。
ヤマトヒメ(宮本信子)によって勇士として育てられたヤマトタケル高嶋政宏)は、邪神ツクヨミ阿部寛)を甦らせようとするツキノワ(麿赤児)に謀られて、父のケイコウ(篠田三郎)からクマソ(藤岡弘)討伐を命じられます。途中でオトタチバナ沢口靖子)と出会い、行動を共にすることになるのね。スサノオ目黒祐樹)から託された三種の神器を集めながら、熊襲神や海神を倒していきます。最後は、ヤマトタケルはオトタチバナと合体変身・宇宙戦神(ウツノイクサガミ)となって、ツクヨミが変身した八岐大蛇との戦いです。画像は、八岐大蛇と宇宙戦神。怪獣対巨大ロボットの戦いといった感じね。
特撮を見せるだけの『タイタンの逆襲』と同じようなハリウッド風エンターテイメントです。人間ドラマがないところもハリウッド風ね。特撮技術はアップしても1959年の『日本誕生』のような壮大感はないで〜す。