名前を知ってるだけだった俳優が

nostalji2014-09-05

DVDでテレビ西部劇『西部二人組』の#17「万やむを得ず銀行破り」と#18「苦心の脱獄」を観る。
「万やむを得ず銀行破り」は、美女二人(ジョアンナ・バーンズとカレン・マコーン)に鼻の下を長くした二人組がそれが罠だとは知らずに捕まり、カーリー(ベン・マーフィー)が人質となり、ヘイズ(ピート・デュエル)は昔の顔見知りのハリー(ジャック・キャシディ)に脅されてファーストナショナル銀行の金庫を破ることになります。最新の金庫をニトログリセリンを使って破るところが見せ場となっています。
「苦心の脱獄」は、銀行強盗犯人移送の臨時保安官助手になった二人組は、送り届ける先の保安官が二人の顔を知るクリッターハウス(ジョージ・モンゴメリー)と知ってビックリ。前もってクリッターハウスに話をつけるのですが、あっさり裏切られて二人組も御用となります。銀行強盗犯が奪った金を餌にクリッターハウスを罠にかけ、銀行強盗犯たちと脱獄を計画しますが……
二人組を保安官助手として雇う保安官で50年代のB級SFでお馴染みのケネス・トビーが出演。また、悪徳保安官を演じたジョージ・モンゴメリーは、50年代のB級西部劇スター。日本では公開作品が少なく、殆ど知られていません。私も増淵健氏が書いたものを読んで知っただけで、じっくり見た(『バルジ大作戦』に出ていたらしいのだが記憶なし)のは今回が初めて。晩年は西部の風俗をモチーフにしたブロンズ彫刻で有名になったそうで〜す。