観念的で

nostalji2015-03-04

録画していた『リボルバー』(2005年/監督:ガイ・リッチー)を観る。自分を罠にかけた相手に復讐する凄腕ギャンブラーを観念的に描いたサスペンス・アクションです。
カジノ王マカ(レイ・リオッタ)に罠にかけられ入獄したジェイク(ジェイスン・ステイサム)は、獄中で両隣の独房にいる謎の人物・詐欺の名人とチェスの名人から勝負に勝つ究極の法則を学びます。出所後、マカのカジノで勝負を挑み大金をせしめて恥をかかせますが、マカが雇った殺し屋(マーク・ストロング)に狙われ、突如現れたザック(ヴィンセント・パストーレ)とアヴィ(アンドレ・ベンジャミン)に救われるのね。この二人の狙いがわからないままジェイクは二人の指示に従いますが……
表示の消えた13階のエレベーターの中でジェイクが自分の内なる敵との対決など、観念的な表現が全編を覆っています。製作がイギリス・フランスなので単純なハリウッド作品とは一味違いますね。だけど、面白いかというと別物で、はっきり言って、よくわからん!