録画していた『ＭＥＧザ・モンスター』（2018年／監督：ジョン・タートルトーブ）を観る。巨大サメと戦うパニックアクションです。
深海探査船が巨大な何かに襲われ身動きがとれなくなります。中国の沖合200キロに設置された海洋センターの責任者ジャン博士（ウィンストン・チャオ）は、深海救助のプロであるテイラー（ジェイソン・ステイサム）に隊員の救助を要請。テイラーが深海で目撃したのは超巨大サメで、ジャン博士の娘で海洋生物学者のスーイン（リー・ビンビン）は、それが太古の巨大サメ・メガドロン（通称ＭＥＧ）であることをつきとめます。メガドロンは獲物を求めてリゾート海岸近くに出現し……
Ｂ・Ｃ級のサメ映画が数多く作られていますが、これはお金をかけたメジャー作品。でも、内容は数あるサメ映画とたいして変わりありません。原子力潜水艦を破壊するほどのメガドロンとハゲマッチョのジェイソン・ステイサムのタイマン勝負なんてムチャクチャ。海底を小型潜水艦でメガドロンと海中チェイスするのは許せますが、潜水艦のローターでメガドロンの腹を切り裂くなんて無理でしょう。深海から水圧の低い海上に出てきたので、鋼鉄のような皮膚が薄くなったのかな。リゾート海岸に現れてからメガドロンの破壊力が弱まって大型ジョーズ並。最初は真面目に怖い存在が、最後ではお笑いで～す。
