2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

何と言いましょうか

録画していた『花ざかりおトラさん』と、『おトラさんのお化け騒動』を観る。毎回このシリーズには、小西得郎さんがゲスト出演しています。小西さんが野球解説者ということを知っているのは、現在では50歳以上の人になるかな。小西さんの野球解説は話芸に…

和製メードドラマ

録画していた“おトラさん”シリーズの、『おトラさん』と『おトラさんのホームラン』を観る。 柳家金語楼のキャラクターが、主人公のおトラさんのイメージとピッタリ一致して大人気となったテレビドラマ(KR=現TBSで、1956年4月6日〜59年10月…

アイドル映画

録画していた橋幸夫主演の『すっとび仁義』(1961年・大映/監督:安田公義)を観る。双子のために市井で育った大名の子が、兄のために御家騒動を解決するという“桃太郎侍”パターンの娯楽時代劇です。だけど、時代劇といっても、これはアイドル映画です…

巨大蛇関連で

録画していた『アナコンダ2』(2004年/監督:ドワイト・リトル)を観る。ボルネオにあんなでかいアナコンダがウジャウジャいるんですかね。この手の映画は、探検隊の誰と誰が死ぬかを予想しながら観ると楽しめます。B級パニック映画は、ヒーローとヒ…

巨大蛇対決

録画していた『ボアVSパイソン』(2004年/監督:デビッド・フローレス)を観る。ハンティング用に密輸したパイソンが逃げ出し、パイソン追跡のために放たれたボアと戦うテレビムーヴィ。題名に釣られて録画した作品です。巨大といっても、手足のない…

時代劇向きでない女優

録画していた『やくざ囃子』(1954年・東宝/監督:マキノ雅弘)を観る、股旅ものというより、鶴田浩二と岡田茉莉子のメロドラマですね。マキノ監督らしい情感あふれる、ゆったりとしたテンポで物語が進行していきます。鶴田と岡田のラブシーンなんて、…

時代劇ここにあり

図書館で借りてきた川本三郎:著の『時代劇ここにあり』(平凡社:2005年10月1日初版発行)を読了。590ページの大冊ですが、意外と時間をかけずに読めました。文字が大きかったことと、川本さんの文章の平易さによるものでしょうね。紹介されてい…

入場料を出しても

奇跡なんて起こるはずがないと思いながら4時に起きてW杯のブラジル戦を観る。予想通りの結果でした。やっぱり、守りが悪いんだよなァ。フォワードやミッドフィルダーにヨーロッパで活躍できる選手はいても、デフェンダーにいないのがつらいですね。4年後…

次郎長関連で

観ないまま録画保存していた『歌くらべ荒神山』(1952年・新東宝/監督:斎藤寅次郎)を観る。荒神山の物語を、泣いて笑わせアクションもと、欲張った内容になっていますが、どれも中途半端で退屈な作品です。広沢虎造(清水の次郎長役)の浪曲がナレー…

古人の知恵

昨日と一転して天気は梅雨空。6月21日といえば、東大寺の正倉院が建立(756年)された日です。正倉院といえば、校倉(あぜくら)造りですね。高床式で土壁を用いず、三角木材を組み重ねて造られています。この方式は、湿気のある時は木材が膨張して湿…

監督は日本人

梅雨が明ける前に夏がやってきた感じ。暑くなってきたら、ビールにホラーですね。長男からの“父の日”プレゼントのビールを飲みながら、録画していた『ザ・リング2』(2005年/監督:中田秀夫)と『THE JUON/呪怨』(2004年/監督:清水嵩)…

名前は日本人的

録画していた『ザ・リング』(2002年/監督:ゴア・ヴァービンスキー)を観る。ヒットした邦画のハリウッド・リメイク版。内容は邦画と殆ど変わりません。違うとすれば、貞子がサマラに変り、超能力者でなく悪魔の子?になっていることですかね。ホラー…

試合開始までは読書

W杯の日本対クロアチア戦が始まるまでに、図書館で借りてきた、白戸五十八:著の『ジンギス汗は義経だった』(叢文社:2000年3月1日初版発行)を読了。ジンギス汗=義経というのは、日本人のロマンをかきたてるものですが、著者の夢想の世界に終わっ…

日活アクション・コメディー

録画していた『虎の子作戦』(1963年・日活/監督:柳瀬観)を観る。警察の5人の特命刑事が、犯罪組織の黒幕をあばく物語です。大金持ちだけどスリルを楽しむために刑事となった作戦担当の宍戸錠、技術担当のパラボナ(山田吾一)、変装名人の忍術(桂…

B級女優が満載

図書館から借りてきたトニー・ターツ:著(地主寿夫:訳)の『バッド・ガールズ』(ブルース・インターアクションズ:2006年5月1日初版発行)を読了。246人のB級女優をロビー・カードやスチール写真で紹介した本なので、読了といっても読み物はア…

久しぶりに図書館へ

今日は生ゴミの日のためか、カラスの鳴き声が夜明けからうるさい。一時期減っていたのですが、最近、カラスが増えてきたような気がしますね。散歩していても、電線に数羽とまっているのを、よく見かけます。ネットをしていても、ゴミ袋を引っ張り出して、中…

小畑絹子を知ってるかい

録画していた『黒い乳房』(1960年・新東宝/監督:土居通芳)を観る。題名だけで観客を引き寄せようとする新東宝らしい作品で、内容はサスペンス映画ですが設定がムチャクチャなので、真面目に観れば観るほど笑えます。殺人犯の娘と、大会社の社長令嬢…

やっぱり新東宝時代劇

録画していた『鍔鳴り三剣豪』(1959年・新東宝/監督:山田達雄)を観る。次々にチャンバラシーンがあるのは良いのですが、大名の若君や姫様が日中に何度も黒覆面の一団に襲われるのは困りものです。それも、家中随一の剣豪がついていてですよ。チャン…

中身は西部劇

佐々木譲:著の『五稜郭残党伝』(集英社文庫:1994年2月25日第1刷発行)を読了。旧幕府軍の脱走兵と追撃する新政府軍との戦いを描いた冒険小説です。ブックカバーの表紙が気に入って読む気になったのですが、解説で荒山徹氏が書いていたように、こ…

スターの顔見せ映画

録画していた『オーシャンズ12』(2004年/監督:スティーブン・ソダーバーグ)を観る。『オーシャンと11人の仲間』をリメイクした『オーシャンズ11』の続編。『オーシャンズ11』を観ていないので、最初のうちは物語の流れが今イチつかめません…

NUMAは実在する

昨日の映画の関連から一言。ダーク・ピットが所属するNUMA(国立海中海洋機関)は小説の世界だけでなく、原作者のクライブ・カッスラーが実際に設立しているんですよ。それは、クライブ・カッスラー:著(中山善之:訳)の『沈んだ船を探り出せ』(新潮…

人気シリーズの映画化

録画していた『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』(2005年/監督:ブレック・アイズナー)を観る。クライブ・カッスラーの人気小説“ダーク・ピット”シリーズの『死のサハラを脱出せよ』の映画化。私も、このシリーズに嵌ったことがありまして(現在はすっかり…

次郎長伝のおさらい

NHKの木曜時代劇が、清水の次郎長を主人公にした『次郎長・背負い富士』ということもあって、録画していた大映オールスター映画の『次郎長富士』と『続・次郎長富士』を観る。 『次郎長富士』(1959年・大映/監督:森一生)は、増川仙右衛門の秋葉の…

B級美品

録画していた西部劇『無法の拳銃』(1959年/監督:アンドレ・ド・トス)を観る。主人公(ロバート・ライアン)が決して正義感あふれる人物でなく、悪党(バール・アイブス)も単純な悪でなく、閉ざされた空間を舞台にサスペンス溢れる西部劇になってい…

たまには、西部劇

録画していた『荒野の貴婦人』(1955年/監督:マーヴィン・ルロイ)を観る。東部のボストンから、西部のサンタフェ(ニューメキシコ)にやってきた女医(グリア・ガースン)の物語です。フランキー・レインの主題歌にのってグリア・ガースンが馬車でや…

嫌な時には……

テレビのニュース(ワイドショー含む)は、“秋田の男児殺害事件”と“村上ファンド”の報道ばかり。それも各局とも同じ内容ばかりの繰り返しだから嫌になります。訳知り顔にコメントする連中も嫌だねェ。こんな時は、お気楽映画でも…… てなわけで、録画していた…

同じことは続くもの

知人(メールのやりとりするだけで顔は知らない)から送られてきた『新選組血風録』と『燃えよ剣』を観終えたら、友人(逢って飲み食いする間柄)から大友柳太朗のビデオ『花嫁隠密』が送られてきました。 でもって早速、『花嫁隠密』(1941年・新興/監…

またまた、『燃えよ剣』

『燃えよ剣』の#13「近江の宿」と#14「壬生・星あかり」を観る。「近江の宿」は、山南敬助の脱走を扱った物語で、『新選組血風録』の「脱走」と極めて似た内容となっています。「脱走」が沖田の恋を絡めていたのに対し、「近江の宿」は山南敬助に話を…

今度は『燃えよ剣』

『新選組血風録』と一緒に送られてきたビデオ『燃えよ剣』を観る。比較して観るようにとの提案ですね。私は『燃えよ剣』をリアルタイムで見ているのですが、記憶誤りや『新選組血風録』との混同に気づきました。モノクロだとばかり思っていたのですが、カラ…

映画の日なので

今日は“映画の日”ということで、明日予定の打合せを今日にしてもらって、大宮まで出かける。何度も街中まで出るのが、最近億劫になりましてね。でもって、2回目の上映に間に合うように仕事を終えて観たのが、話題の『ダ・ヴィンチ・コード』(監督:ロン・…