2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

狸ミュージカル

ゲホゲホとリンリンの咳が止まらないので病院へ。通常であれば常備薬を飲めば1日で止まっていたのですが、今回は2日経っても同じ状態でした。注射で咳が止まり、家に帰るとグッスリお寝んね。画像は、熟睡中のリンリン。なんとしてでも、20歳まで生き長…

12の後で11

昨夜、地上波デジタルで『オーシャンズ11』(2001年/監督:スティーブン・ソダーバーグ)を観る。先に『オーシャンズ12』を観ていたもので、その確認の意味もありましてね。やっぱり、『オーシャンズ12』は、『オーシャンズ11』を観ている前提…

映画の歓び

図書館から借りてきた、笠井嗣夫:著の『映画の歓び』(響文社:2005年10月15日初版発行)を読了。著者の思い入れを込めた監督論。日本人監督10人、外国人監督9人という構成になっており、外国人監督にハリウッド監督が一人もいないというのは、…

元ネタを知っていると楽しい

録画していた『メル・ブルックスの新サイコ』(1978年/監督:メル・ブルックス)を観る。インスタント知識を切り売りするアメリカ医学会への皮肉と、人間の貪欲と変態的残虐性をヒッチコックの映画をパロディにして面白可笑しく描いた作品です。『サイ…

新東宝の海洋アクション

録画していた『東支那海の女傑』(1959年・新東宝/監督:小野田嘉幹)を観る。いきなりストリッパーとおぼしきダンサーによるフロアーショーから開巻するところは、やっぱり新東宝です。アクションや演技に稚拙さはあっても、ストーリー的には結構面白…

大全集だなんて……

昨日、図書館から借りてきた大滝功:著の『映画元ネタ大全集』(ぶんか社:2004年8月1日初版発行)を読了。“大全集”の名が恥ずかしくなるようなチーピーな内容です。はっきり言って著者が思いついたままに故事付けただけですね。「そういえば似たよう…

どこまで続く水戸黄門

昨夜、久しぶりにテレビ時代劇『水戸黄門』を観る。東野英治郎から始まって、里見浩太朗は5代目でシリーズ2回目。通算36シーズンというのは、カーク船長から始まる“スタートレック”より長いと思うのですが、調べたわけでないので断定できませんけどね。…

C級二本立て

録画していた『フランケンフィッシュ』(2004年/監督:マーク・ディッペ)を観る。狩猟用に密輸された遺伝子操作により巨大で凶暴になった雷魚(フランケンフィッシュ)が逃げ出し、次々に人に襲いかかる動物パニックホラーです。発想は『ボアVSバイ…

黒頭巾旋風録

佐々木譲の『黒頭巾旋風録』(新潮文庫:2005年6月1日第1刷発行)を読了。天保年間の北海道(蝦夷)を舞台にした時代小説です。西部劇タッチだった『五稜郭残党伝』を読んで、明治以前の北海道を舞台にした著者の小説に興味を持ちましてね。黒装束に…

40年経っても砂漠は変わらず

録画していた『フライト・オブ・フェニックス』(2004年/監督:ジョン・ムーア)を観る。1965年の『飛べ!フェニックス』のリメイクです。前作と比べると人間ドラマに厚みはありませんが、忠実に再映画していますね。不時着シーンなんかは、特撮技…

バットマンの始まり

録画していた『バットマン ビギンズ』(2005年/監督:クリストファー・ノーラン)を観る。バットマン誕生秘話で、これまでのシリーズと異なり、悪役のオフザケなしでオーソドックスに作っていました。日本人の目から見ると、忍術修行は目がテンになるの…

アメリカの心の歌

長田弘:著の『アメリカの心の歌』(岩波新書:1996年7月22日第1刷発行)を読了。カントリーの音楽家24人について著者の思い入れを語った本です。私も30年前にカントリー&ウエスタンに嵌ったことがあり、レコードを買って聴いたものですが、こ…

しつこくスコット西部劇

録画保存していたスコット西部劇の『平原の落雷』と『無法街の決斗』を観る。 『平原の落雷』(1953年/監督:アンドレ・ド・トス)は、合衆国に併合される前のテキサスを背景にした西部劇です。絞首刑の時間までに証拠を届けねばならない時間との戦いと…

あらためて、今日もスコット西部劇

録画保存していたスコット西部劇の『グレートロックの決闘』(1952年/監督:エドウィン・L・マリン)を観る。色々な挿話を折り込んでランドルフ・スコットとレイモンド・マッセイの正義と悪の対決を描いた作品。全体として盛り上がりに欠けるのですが…

あらためてスコット西部劇

ランドルフ・スコットの西部劇DVDボックスには、もう1本『ネバダ決死隊』があるのですが、輸入ビデオで既に観ている(2005年10月3日)のでパスして、定年後の楽しみに録画保存していたスコット西部劇『勇者の汚名』(1954年/監督:アンドレ…

またまたスコット西部劇

ランドルフ・スコットの西部劇DVD『サンタフェ』(1951年/監督:アービング・ピシェル)を観る。鉄道建設に情熱を傾ける兄(ランドルフ・スコット)と、金儲けのために悪事に加担していく弟たちとの葛藤を描いた作品です。結局、弟たちは全員死に、…

今日もスコット西部劇

ランドルフ・スコットの西部劇DVD『馬上の男』(1951年/監督:アンドレ・ド・トス)を観る。土地を独占しようとする大牧場主に対して常識ある小牧場主(ランドルフ・スコット)が対抗するという、よくあるパターンの西部劇です。これに女性が絡むの…

スコット西部劇なのだ

ランドルフ・スコットの西部劇DVD『十人のならず者』(1955年/監督:ブルース・ハンバーストン)を観る。ポール・ソーテルの音楽はどこかマカロニ的で、ダイナマイトで敵を殲滅するといった内容もどこかマカロニ的です。だけど、大きな違いは風景で…

ランドルフ・スコットなのだ

蒸し暑い日が続き、家から出たくないのだけど、注文していたランドルフ・スコットの西部劇DVDボックスが届いたので、散歩がてらコンビニへ受け取りに行く。ランドルフ・スコットは、西部劇のオールド・ファンに絶対的人気がありますね。1931年にパラ…

論争・少子化日本

西部劇CDを聴きながら川本敏:編の『論争・少子化日本』(中央新書ラクレ:2001年5月25日第1刷発行)を読了。少子化に関する21人のエッセイを収録した本です。色々な人の意見から、少子化の影響について、次の3項目にまとめられています。1.…

久しぶりにアキラ映画

録画していた『俺にさわると危ないぜ』(1966年・日活/監督:長谷部安春)を観る。莫大な金塊の在処を知るヒロイン(松原智恵子)をめぐって、主人公、国際ギャング団、ブラックタイツ団が争奪戦を繰り広げるアクション・コメディ。長谷部安春の監督デ…

ミュージックブック?

W杯の決勝戦は、1−1の後、PK戦でイタリアがフランスに勝ち、優勝する。体格で劣る日本が世界と伍して戦うための当面の課題は、ミドルシュートの精度アップと耐久力ですね。暑い中でもフルで動けるだけのスタミナ作りが必要です。ところで、南ア連邦って…

久しぶりに地上波の映画鑑賞

昨夜、久しぶりに地上波で映画『ボーン・アイデンティティー』(2002年/監督:ダグ・リーマン)を観る。地上波といってもデジタルで、画像が綺麗なハイビジョン放送だったので、つい観てしまいました。内容は、ロバート・ラドラムの『暗殺者』を映画化…

雷蔵がカメオ出演

録画していた『幽霊小判』(1960年・大映/監督:井上昭)を観る。謎の男が死んだはずの夫を名乗って女房の前に現れるというミステリーは洋画にありましたね。まさか同じ手は使わないだろうと、裏の裏があると思ったのですが、そのマンマでした。伏線が…

バカの壁

サントラCDを聴きながら、養老孟司:著の『バカの壁』(新潮新書:2003年12月20日第39刷発行)を読了。評判のベストセラーだったので、100円だったし、一応読んでおこうと思ってゲットした本。書かれていることは、確かに肯けるのですが、そ…

古典ホラーもいいものだ

先日購入した380円DVDの『ジキル博士とハイド氏』(1920年/監督:ジョン・S・ロバートスン)を観る。スティーブンスン原作の『ジキル博士とハイド氏』は、『ドラキュラ』、『フランケンシュタイン』と並ぶ古典ホラーとしてこれまで何度も映画化…

西部劇の続き

先日購入した380円の西部劇DVD『硝煙のカンサス』(1943年/監督:ジョージ・アーチャンボー)を観る。製作されたのは戦前ですが、日本で公開されたのは戦後の1950年でした。主演のリチャード・ディックスは、お齢のせいか動きが重く颯爽とし…

続・題名当て

1日中、スチール写真の題名調べ。こういう作業って楽しいので時間が経つのを忘れてしまいます。でも、半分以上わかりませ〜ん。エリザベス・テーラーとリチャード・バートンの共演作品なんて多い上に、殆ど未見なので困ります。画像は、雰囲気からして『い…

題名当て

カミさんが孫に浴衣を買うというので、私もついでに大宮へ。近くの“しまむら”や“西松屋”には、手縫いの浴衣がないというものでね。一緒に昼食した後、カミさんは着物専門店へ、私は馴染みの古本屋へと、別行動です。以前から頼まれていたスチール写真のチェ…

久しぶりに西部劇

先日購入したランドルフ・スコット主演の西部劇DVD『怒りの夜明け』(1955年/監督:ティム・ウィーラン)を観る。リノ兄弟を扱った劇場未公開西部劇です。リノ兄弟は西部で最初の列車強盗団として実在した無法者で、大幅な脚色はあるものの、史実に…